
※1987年頃発売
TD520/3012R:\398,000(1980年代後半頃?)
TD520/TP90L:\250,000(1989年頃)
TD520/TP16mkIVL:\250,000(1980年代後半頃?)
TD520RW/3012R:\418,000(1989年頃)
\550,000(1999年頃)
TD520RW/TP90L:\260,000(1989年頃)
TD520RW/TP16mkIVL:\270,000(1980年代後半頃?)
TD521:\198,000(1980年代後半頃?)
TD521RW:\218,000(1980年代後半頃?)
\200,000(1989年頃)
\300,000(1991年頃)
トーレンスの名機であるリファレンスやプレステージで得られた技術を投入したレコードプレイヤー。
TD520はアームを装備したモデルで数種類のバリエーションがありました。また、TD521はアームレスモデルとなります。
外観仕上げは型番末尾にRWが付いているものがローズウッド仕上げ、末尾が数字のモデルがブラック仕上げとなっています。
トーレンス独自のフローティング・サスペンションを発展させた吊り下げ式フローティング・サスペンションを採用しています。
この方式では一本のワイヤーでターンテーブルとアームボードを吊り下げており、モーターの振動から再生系と回転系を完全に独立させています。
駆動方式にはベルトドライブ方式を採用しています。
ターンテーブル部はダブルプラッター構造を採用しており、小トルクのモーターで回転させる小径プラッターにメインのプラッターを嵌合させ、共振を分割して相殺することによって金属固有の共鳴を効果的に抑えています。しかも、モーターからのエネルギーを理想的な伝達経比で受けています。
自動ストップ機構としてESOS(Electro Shut-off System)機構を搭載しています。
ESOS機構では、ディスク最終溝をトレースする際の微妙な速度変化をアームに組み込んだ電子光学センサーが検知し、自動的にリフターをアップし、回転を停止させています。
型式 | レコードプレイヤー |
<TD520/TD521の仕様> | |
駆動方式 | ベルトドライブ方式 |
モーター | 16極シンクロナスモーター |
速度 | 33 1/3、45、78rpm、電子式速度選択 |
速度制御 | 2相ジェネレーターによるシンクロナス制御 |
ターンテーブル | 30cm亜鉛合金製、3.1kg |
ワウフラッター | 0.035%以下(DIN45507) |
SN比(DIN45539) |
51dB(unweighted) 72dB(weighted) |
自動ストップ | 光学方式(ESOS機構) |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz(付属ACアダプターによる) |
消費電力 | 7W |
外形寸法 | 幅550×高さ180×奥行410mm |
重量 | 15kg(本体のみ) |
<SME3012Rの仕様> | |
型式 | スタティックバランス・ユニバーサル型 |
実効長 | 307.3mm |
適合カートリッジ自重 | 1.5g〜26g(付属シェル除く) |
付属シェル自重 | 8g |