JBL 4344MKII | |
2000年頃) |
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低歪率・ワイドレンジ再生をテーマに、開発されたリファレンスモニター4344のリファインモデル。 圧倒的なダイナミズムをそのままに、よりワイドでスムーズなレスポンスを実現しています。 低域用にはコーン表面にアクアプラス・コーティングを施し、適度なダンピングをもたせた高剛性ファイバーコンポジット・コーンと、対称磁界でコーンを低歪でドライブするSFG(シンメトリカル・フィールド・ジオメトリー)磁気回路を内蔵した38cmウーファーユニットのME150HSを搭載しています。 連続・大入力時にもパワーコンプレッションを発生しない独自のベンテッド・ギャップ・クーリング機構と相まって、優れたトランジェント特性と低歪率を実現しています。 中低域用には、25cmのコーン型ユニットである2123Hを搭載しています。 中高域用には、ネオジウムマグネットを採用した、コンプレッションドライバー275Ndを搭載してます。 ホーンとアコースティックレンズの一体感を高めシャドーイフェクトを改善し、より明確な音像定位を実現しています。 高域用に、リングラジエーター採用のウルトラハイフリシードライバーの2405Hを搭載しています。 可聴帯域を超える信号、連続・ハイパワーで鳴らし込める高い信頼性を得ています。 ネットワーク回路には、低音域用と中低音域以上用に分離した独立基板を採用し、中低域以上用のネットワーク回路には、コンデンサにバイアスを加え、これをAクラス動作させるチャージカップルド・リニアディフィニション・ネットワークを採用し、ゼロクロス歪の発生を排除してます。 また、スピーカーターミナルには大型バインディングポスト型を採用し、バイアンプ・ドライブ、バイワイヤリング接続にも対応しています。 中低域、中高域、高域の各ユニットの出力音圧レベルを調整できるアッテネーター・ボリュームを装備しています。 また、エンクロージャーはMDF材を使用してます。 |
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